まるで襟巻してるみたい!一世風靡したエリマキトカゲを飼ってみよう

私が小学校低学年のとき日本に一大エリマキトカゲブームが訪れました。

デパートの屋上でエリマキトカゲのショーを見たのをうっすら覚えています。

たしか当時、車のコマーシャルにエリマキトカゲが出演し、一躍人気者になったのでしたね。

現在ではブームは去りましたが、エリマキトカゲはそのユニークな姿でマニアの間では人気があります。

エリマキトカゲはその名の通り、首の回りにえりまきのような皮膚の飾りがあるのが特徴です。

エリマキトカゲの大きさは60㎝~90㎝ほどですが2/3は尻尾となり、えりまきは直径20㎝近くもあります。

通常えりまきは折りたたまれていますが、メスに求愛するときと敵を威嚇するときにエリマキが開かれます。

大きなえりまきが開かれると相手が一瞬ひるむので、その光景は見ていてなんだかおもしろいです。

エリマキトカゲは縄張り意識が強く、オス同士で戦うこともあるのでそんなときはえりまきを広げて威嚇します。

エリマキトカゲの原産地はオーストラリア北部とパプアニューギニアです。オーストラリアは自国の生き物の輸出を制限しているので現在日本にいるエリマキトカゲはパプアニューギニア産がほとんどです。

日本で繁殖したものも多いですが、繁殖には少々経験を要するようです。

エリマキトカゲは森の中で木に登って生活しています。地上に降りるときは後ろ足で立って、直立歩行します。とってもバランス感覚がいいのですね。

飼育環境はその他の爬虫類とあまり差がありません。エリマキトカゲは木の上と地面両方で生活するため大型ケージに止まり木などを入れてあげましょう。

ホットスポットを作るためにバスキングライトと紫外線ライトは必須です。また湿度はとても重要で乾燥すると脱皮不全を起こします。

蛇やとかげなどの爬虫類は脱皮して古い皮を脱ぎ捨てることをご存知だと思いますが、乾燥すると脱皮がスムーズにできなくなってしまいます。

湿度計をチェックして乾燥してるなと思ったら霧吹きなどで地面や木を湿らせてあげましょう。くれぐれもエリマキトカゲに直接水をかけないように。

エリマキトカゲの餌はアルマジロトカゲ同様コオロギなどの活餌がおすすめです。その他にもミルワームなども与えて問題ありません。

エリマキトカゲの価格は1万円~5万円ほどなので比較的手に入りやすいですが、他のトカゲに比べてペットとしてはそこまで人気がありません。

トカゲには人間に懐くものとそうでないものがいますが、エリマキトカゲは臆病で人間に懐きにくいというのが最大の理由かもしれません。

最後に余談ですが、エリマキトカゲのブームを巻き起こした車のCMではガラガラヘビを近づけることでエリマキトカゲのえりまきを広げさせたそうです。

ただし、えりまきを広げて走るときは非常に首に負担がかかるためそのまま絶命してしまうこともあります。この撮影のときは一体どうだったのでしょうか、、、

絶命とまではいかなくてもえりまきを広げる行為はエリマキトカゲにとってとても負担が大きいようなのでペットとして飼う場合には、脅かして無理にえりまきを広げさせたりすることは避けた方が良さそうです。

命がけでえりまきを広げるエリマキトカゲのおすすめ度は星★★★です。