手間いらずで神秘的!色とりどりで幻想的なクラゲたち

私が水族館で一番好きなのはクラゲです。クラゲは大きさも形も様々で、水中でひらひらと虹色に輝く様子はとても幻想的です。

神秘的で美しいクラゲはインテリアとしても素敵ですね。でも、実はクラゲを飼うのは大変難しく、素人の長期飼育は難易度が高いです。

金魚と同じ感覚でクラゲを飼おうと思ったらちょっと考えなおした方がいいかもしれません。

そもそも海の生物を水槽で飼うのは海水が必要になります。もちろん海水を海から組んでくるわけではなく、海水を作れる粉を入れるわけですが、まずは水道水からカルキ抜きをしなくてはなりません。

その後海水のもとを入れますが、海の生き物を飼うには大きめの水槽が必要となり、酸素を送ったり、水の浄化をするために専用のポンプが必要となります。

とくにクラゲは水温やph、水の質にも敏感です。一昔前まで水族館でさえクラゲを長期的に飼うのは困難とされてきました。

クラゲが好む水温は10度~20度ぐらいで、夏場や冬場は冷暖房の完備が必須です。専用のヒーターやクールファンなどは購入することができます。

またクラゲには光が必要です。水槽に光を当てるためにはメタルハライドランプと呼ばれる水銀とメタルハライドを利用した高輝度のランプが必要となります。

最近ではクラゲを飼うための専用の水槽が販売されていますが、安いものではないのでちょっと考えてしまいます。

ライトやポンプ、フィルターなどがセットになったクラゲ専用の飼育水槽は5万円以上するものもあります。

しかし、一からクラゲの飼育に必要なものを買いそろえると結構な値段がしますので、全てセットになったものを買う方がいいのかもしれません。

気になるクラゲの餌ですが、自然界では主にプランクトンを餌としています。飼育下ではプランクトンなどを材料とした粉末の餌が売られているので餌やりは決して難しくありません。

くらげは案外大食いらしく、一日数回に分けて餌をあげる必要があります。餌が十分に与えられていないと縮んだり、形がいびつになってしまうことがあるそうです。

クラゲの餌やりで最も気をつけたいのが食べ残しをそのままにして水質が悪化することです。

汚れた水のままにしておくと一夜にしてクラゲが全滅してしまうこともあるようで、面倒ですが餌やりの後の掃除は欠かせません。

クラゲの餌のあげ方がまた独特で面白いのです。水に溶いた粉状の餌をスポイトですくってクラゲに吹きかけるようにします。

クラゲは餌に気付くと体からねばねばの粘液のようなものを出して、餌をからめとるようにして食べるのです。クラゲは透き通っていますから餌が胃に入っていく様子が確認できて面白いですよ。

餌やりで気を付けたいのはスポイトなどから気泡が入ったりしないこと。気泡はクラゲの体を突き破ってしまうことがあります。

気泡がクラゲの下に入ってしまったら素早く裏返してあげましょう。ここまで読むとクラゲの飼育って大変だなという印象を受けてしまいます。

そんな人のためには最近では人工くらげなるものが販売されているようです。こちらは水替えも餌も一切不要です。

シリコンでできたクラゲは美しく漂い、本物となんら変わりありません。たしかに美しいのですが、やはりオブジェとしか思えず、血が通った生き物とは全く別のものと感じてしまうのは私だけでしょうか。

飼いたいけど難易度が高いクラゲのおすすめ度は星★★です。