まるでぬいぐるみみたい!長い舌が特徴のコアリクイ

アリクイといえば、長い舌としっぽ、大きな爪が特徴の動物で誰でも一度は目にしたことがあると思います。

アリクイの小型版としてコアリクイというのがいて、ペットとして飼うことができるのをご存知でしょうか。

コアリクイはその名の通りアリを食べます。30㎝以上もある長い舌をアリの巣の中に入れて、何万匹というアリを舌でからめとって食べるのです。

アリを探すために臭覚は発達していますが、視覚や聴覚は案外鈍いようです。

コアリクイがなぜペットに適しているのかと言えばそのおとなしい性格です。名前を呼ばれると反応することもあるようです。

しつけもできますし、一生懸命教えれば芸ができるようになることもあるらしいですよ。

ルックスだけでなく仕草もかわいく、とくに話題になっているのがコアリクイが威嚇する姿です。仁王立ちで威嚇する姿が滑稽でかわいいのです。

もともとコアリクイはブラジルやコロンビア、ベネズエラなどの南米に生息する生き物です。アリクイは地面で生活するのに対し、コアリクイは木の上で生活します。

もちろん木登りも得意です。そのため自宅で飼う場合にはできるだけ背の高いケージを用意してあげるといいですね。

板などでタワーのようなものを作って入れてあげると喜ぶかもしれません。南米育ちのコアリクイは寒さに弱いので、冬場は部屋の温度管理も欠かせません。

通常はアリを食べて生活しているコアリクイには歯がありません。そのため餌も全てペースト状のものになります。

昆虫などを乾燥させた粉末に水を加えてペースト状にしたり、茹でた野菜や卵などをミキサーにかけて与えることもできます。

赤ちゃんの離乳食をイメージするといいでしょう。コアリクイはいわゆるマヨラーでマヨネーズが大好きみたいです。

コアリクイを飼育する上で大変なことももちろんあります。例えば家具や絨毯、カーテンなどをひっかいてしまうことです。

爪は意外と鋭いのでイヌやネコなどのその他のペットや小さいお子さんは注意する必要があります。

またトイレのしつけはなかなか難しいようで、おもらしをしてしまうことが多く、おしっこがまた臭いのです。よだれも多く出ます。

コアリクイは案外器用でドアや引き出しを開けることができるので、放っておくと勝手に冷蔵庫の中のものを食べてしまうこともあります。

部屋で放し飼いにするときは大事なものは撤去して、目を離さないようにすることです。

コアリクイの寿命は20年と長いです。そのときの気持ちだけで飼うことを決めるのではなく、長い人生ずっと一緒にいられるのかどうか考えてから迎えることをおすすめします。

コアリクイは上野動物園をはじめとする大きな動物園で会うことができますので、実際に飼うことができない人はたまに動物園に会いにいくといいですね。

ちなみにコアリクイをペットショップで買うと価格は50万円~100万円です。ただし、一般的な動物病院では診察できないことが多いので、予めコアリクイを診てくれる病院を探しておく必要があります。

コアリクイのおすすめ度は星★★★です。